こんにちは、サイバー学園教務主任のkyo.です。
みなさん、クレジットカードは発行しましたか?これからの社会はいかに節約して投資をするか、という時代です。そのため、クレジットカードは必須武器です。
そんななか、クレジットカードの取扱いに困った方もいると思います。
そこで今回は、クレジットカード初心者に向けて注意すべき点を解説していきます。
クレジットカード注意すべき点
カードの裏面にサインをする
最初はカードのサイン、署名についてです。
みなさん、クレジットカードには署名欄があるのはご存知でしょうか?
クレジットカードだけでなく、デビットカード、プリペイドカードにも署名欄があります。
このように、必ず名前を書く欄があります。
クレジットカードが届いたら、必ず、自分の名前を書きましょう
とても大事なので二度言います。
必ず名前を書いてください。
じつは、クレジットカードを無記名で使ってしまっている方も一定数います。
しかし、こういったことは明らかな規約違反です。クレジットカードは基本的に無記名のカードは使うことはできません。お店で使うとき、使用を拒否されることもあります。
お店側が拒否をするのは当然の権利ではあります。それは、規則であるからです。
私もバイトをしていたとき、お客さんが無記名のクレジットカードを渡してきたときは拒否をしていました。
それだけではありません。無記名のカードを紛失してしまうと完全な保証の対象外となるなど、大きな損をする可能性が高まります。
なのでカードが届いた瞬間に、すぐに名前を書いておきましょう。
カードの番号、セキュリティコード、暗証番号は絶対に人に見せない
続いてはカード番号、セキュリティコード、暗証番号についてです。
カード番号とは面にある16桁の数字からなる数字の羅列です。
セキュリティコードとはかーどの裏面に記載されている3けた、4けた、7けたの数字です。
この数字はカードの種類によって桁数が異なります。
場所は裏面に記載されています。
上の図だと、赤丸で囲っている部分です。
暗証番号はクレジットカードを使用するときに打ち込む4けたの数字になります。カード発行時に決めた番号ですね。
これらの数字は絶対に人に知られてはいけません。必ず秘密にしておいてください。
たとえ、友人、恋人、親であっても絶対に教えないでください。
クレジットカード利用者でも、毎年のごとく不正利用の被害者が出ています。その原因はたくさんありますが、どこかでカード番号、セキュリティコード、暗証番号を知られてしまったというのも原因の一つです。
余計な被害を出す確立を下げるためにも、この3つの数字は秘密厳守をしてください。
利用可能枠に気をつける
次は利用可能枠についてです。
クレジットカードは使える金額が決められています!
それを利用可能枠、または限度額とも呼ばれています。
利用可能枠はカードによって様々な違いがあります。また、利用者の年収が利用限度額に大きく影響しています。
このとき、カードの利用可能枠を超えないように、注意して使ってください。
利用可能枠を超過してしまうと、支払いが完了するまでクレジットカードがしようできなくなってしまいます。
とくに、サブスクリプションのような毎月かかる固定費を払えなくなってしまうのは大きな損失になり、あなたの信用情報に傷がついてしまう可能性があります。
現在ではスマートフォンなどでかんたんに自分がいくら使ったかを確認できるので、定期的に確認しておきましょう。
ネット上では使うサイトをしっかりと調べる
つづいては、インターネットで使うときの注意点です。
クレジットカードが最も効果を発揮するのは、インターネット決済です。
Netflix、Amazon、Spotifyといったサブスクリプションサービスなどを利用するときは必須と言っていいでしょう。
しかし、インターネット上でクレジットカードを利用する場合は注意するべきことがあります。
SSL、暗号化というものはご存知でしょうか?
ここではお話がそれるので説明はしませんが、データの中身をわからなくする技術のこと、と思っていただければ良いです。
サイトの検索バーの左側に鍵マークがついているのがわかるでしょうか?
この鍵マークこそが、暗号化されている証です。
クレジットカードを利用する場合、カード情報を入力されているページが必ず暗号化されているか確認してから、入力してください!
Amazon、楽天、Netflix、Spotifyといった有名企業であれば必ず暗号化されています。しかし、世の中のウェブサイトすべてが暗号化されているわけではありません。
もし、データの中身が保護されていない、つまり暗号化されていないサイトでクレジットカードを利用するのは本当に危険です!!
もし利用してしまうと、悪い人にあなたのクレジットカード番号、セキュリティコード、名前が流出してしまう可能性が非常に高くなります!
カードの不正利用ではこういったものも原因の一つになっています。
なので、有名な企業のサイトは大丈夫でありますが、念の為、必ず鍵マークを見るようにしましょう!
フィッシングに注意すること
最後に解説するのはカード詐欺に注意することです。
現代の主な手法はフィッシングです。
メールなどを不特定多数の人間に送信し、そのメールからクレジットカードの情報を入力するサイトに誘導することです。
他にも、実際に自宅に訪問して直接聞くなどという手法が取られています。
これを防ぐためには正しい知識を持たなければなりません。
訪問などを装って個人情報を聞かれたときの対処
まず、市役所や中央官庁のような公的機関、カード会社があなたのクレジットカード番号やセキュリティコード、暗証番号を聞いてくるということは120%ありません!!
まずはこのことを覚えておきましょう!
クレジットカードもとても大切な個人情報になります!
こんな重要度の高いものを聞いてくるというのは100%詐欺です。実際、警察もこういった手口は詐欺だといつも広報で言っています。
とくに、知識のない方は格好の的になります。
注意しましょう!
フィッシングの対策
メールからクレジットカード情報を入力させられるというのはフィッシングの可能性をまず疑いましょう。
企業はそのようなことを行っていません。
確かに、商品を購入するときは決済にクレジットカード情報を入力します。
しかし、それ以外の場において基本的にありえないと思っていいでしょう。
また、フィッシングを確実に防ぐ方法があります。
その方法はURLのを見ましょう。
URLは検索バーに記述されている長い文字です。
あなたがクレジットカードを利用している場合、そのサイトのURLを見直し、かならずいつも使っているサイトと一緒であるかを確認しましょう。
今のサイトはとても優秀なので、そのサイトをお気に入り登録しておきましょう。
お気に入り登録からそのサイトに直接アクセスすれば、偽のサイトに誘導されることはなくなります。
なので、不用意にURLをクリックしない、URLを確認するということを徹底してください。
もし、あなたがそういったサイトにアクセスしてしまった場合、怪しいと思ったらすぐにそのサイトを閉じてください。
最悪、カード情報を入力しなければ、あなたの個人情報が流出することは防ぐことができます。
まとめ
まとめとして、この5つに注意しましょう。
- クレジットカードに名前を書く。
- カード番号、セキュリティコード、暗証番号は他人に教えない
- 利用可能枠に注意する
- 安全を確認できないサイトでカードを使わない
- カード詐欺に注意する
情報弱者を狙った攻撃はここ最近でも減っていません。
かならず、正しい知識を身に着けて、テクノロジー人間になっていきましょう。
では、今回はここまでとなります。