皆さんこんにちわ。教務主任のkyoです。
皆さんキャッシュレスは進んでいるでしょうか?前回はクレジットカードについて仕組みを解説しました。
そして、今回はとても重要なクレジットカードのシステム、リボ払いについて解説します。クレジットカードに潜む落とし穴となる場合が非常に多いシステムです。
必ず押さえておきましょう!
リボ払いのシステム
さて、まずは皆さんにリボ払いについての正しい知識をつけていただきます。
リボ払いとは、クレジットカード会社が設定した後払い方法の一つです。その中身は、どれだけクレジットカードを使っても、月々に支払う金額が一定なのです。
そして、その支払う一定の金額というのは、利用者が設定できます。
つまり、自分の采配で月々の支払いを決められるのです。
具体的な例を出しましょう。あなたが、クレジットカードを10万円使ったとしましょう。そして、あなたはリボ払いを設定しました。月々支払う金額は5,000円です。
ひと月5,000ですから、使った分の金額を返すのは、100,000÷5,000=20か月で、1年と8か月という時間をかけてカード会社に支払います。
ここが闇!リボ払いの怖いシステム
さて、上記ではリボ払いのシステムを解説しました。
あれだけをみると、素晴らしい夢のようなシステムだと思われる方がいるでしょう。
しかし、安易に手を出しては危険です!
先ほどの例で行くと、100,000円使って、1年8カ月かけてそのまま100,000円返せばいい、というわけではありません。
そんな美味しいシステムではないです。
リボ払いには金利、手数料というものがついてきます。
金利とはなにか。ここでは説明を省略しますが、これは金融を学ぶ上でもっとも大事な概念の一つです。
金利は、お金の貸し借りに必ず発生するいわば担保です。この行為によって経済が回っているのです。お金を借りたとき、借りた金額以上の額を返す、これが金利というシステムです。
当然のことながら、リボ払いも借金の一種である以上、金利がかかります。
そう、これがリボ払いの恐ろしいところなのです。自分が使った金額以上のお金をカード会社に支払う必要がある。気づかないうちに、返さなければならない金額が膨れ上がっていきます。
リボ払いで苦しんでいる人たちは、こういった社会の中に仕込まれた罠に引っかかってお金を返すためにまた借金をする、という悪循環に突っ込んでしまうのです。
例えば、金利20%のリボ払いにおいて、100,000円をあなたは使ったとしましょう。月5,000ずつ返済するとしたとき、シミュレータを使った計算ではあなたがこの借金を完済できるのは、25カ月後、返す金額は122,240円です。
お判りでしょうか?
22,240円もの金額がのしかかってきます。これだけならまだ軽いほうです。
返済期間が延びる、借入金額が大きくなる、このどちらかを満たした場合、さらに返済する額が増えていきます。
結局どうすればいいの?
結論から先に言います。
基本的にリボ払いはしない。すべて一括払いでいきましょう。
これが答えです。
最近のリボ払いは多様なプランが用意されています。
で、す、が!
基本的にリボ払いというのは必ず借金となってあなたの身に降りかかってきます。身の丈に合わないような大きな負債を背負うことは、できる限り避けるべきです。現代の生活で、金利が高い借金を背負うことは凄まじく苦しいことになります。
なので、基本的にリボ払いはしないことを強くおススメします。
まとめ
さて、今回はリボ払いについての解説を行いました。
クレジットカード初心者がよく陥りがちなのがリボ払いです。カード会社によってはリボ払い専用カードなどもあるほど、リボ払いがカード会社の利益の中心となっているのです。
どうですか?あなたがもしカード会社の人間であるならば、これほどいいものはないでしょう?
目の前のメリットだけを見ず、デメリットも見て、比較検討をしたうえで、あなたの最適な方法をとってください。
これはクレジットカードだけでなく、すべてのことに言えます。
では、今日はここまでとします。SNSなどでツイートなどをして、アウトプットも忘れずに。