プログラムにはあるまとまった機能を簡単に使いまわしたい、ということが多々あります。こういったときは関数というものを定義して使用します。
こうすることで、何度も何度も同じことを書きまくる必要がなくなります。
また、関数はそれだけではなくコードを見やすくするという側面もあります。初心者の方は一つの鬼門になりうるかもしれません。
この記事では、関数の基本をわかりやすく解説していきます。
関数の解説
関数とはなにか?
まずは、関数について解説していきます。
関数とは、任意のコードの塊で自分で定義することが可能です。繰り返し実行したい機能を関数化させることで、何回でも呼び出して繰り返し実行させることができます。
また、関数化させることによってコードも何をしているのか見えるようになります。これは、コードが長くなればなるほど効果が増します。皆さんが今後開発していくことになると、必ず出てきます。
上の例が関数の一番基本的な書き方です。functionは予約後で関数を定義するときにつけます。その中に、実行したい処理を書いていきます。
その後、関数呼び出しを行います。JavaScriptでは、ただ関数を定義しただけでは実行はされません。実行するには、呼び出す必要があります。それが最後の部分です。
基本的な関数の例
では、実際のサンプルを見ていきましょう。
let railway = ["東急電鉄","京王電鉄","小田急電鉄","京成電鉄","東武鉄道","西武鉄道"];
function printRailway(){
for(let i = 0;i < railway.length;i++){
console.log("------------------");
console.log(`私鉄会社 No.${i+1} : ${railway[i]}`);
console.log("------------------");
}
}
printRailway();
$ node func.js
------------------
鉄道ランク 1 : 東急電鉄
------------------
私鉄会社 No.1 : 東急電鉄
------------------
------------------
私鉄会社 No.2 : 京王電鉄
------------------
------------------
私鉄会社 No.3 : 小田急電鉄
------------------
------------------
私鉄会社 No.4 : 京成電鉄
------------------
------------------
私鉄会社 No.5 : 東武鉄道
------------------
------------------
私鉄会社 No.6 : 西武鉄道
------------------
実行するとこのようになります。処理全体を関数にし、呼び出しをすることで関数が実行されます。
function draw(){
console.log("|\\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("| \\");
console.log("--------------");
console.log("");
}
for(let i = 0;i < 5;i++){
draw();
}
$ node func.js
|\
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
--------------
|\
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
--------------
|\
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
--------------
|\
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
--------------
|\
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
| \
--------------
続いては三角形をコンソールへ表示するコードです。このようなコードを何回も書くのは面倒ですよね?そういったときに、それ専用の関数を作れば、いつでも呼び出すだけで同じ処理を行うことができます。
一度作ればあとは使いまわせる、これも関数のメリットです。
まとめ
短いですが、今回のまとめに入ります。今回はこのようなことについて学びました。
では、今回はここまでとなります。お疲れ様でした。
参考文献
にほんブログ村